バイリンガルママの育児日記

都内在住のバイリンガルなアラフォーママ。育児、教育、軽井沢ライフを中心に発信中!訳あってWPに引越中(涙)

東京都港区の愛育病院の費用・食事・分娩予約(裏技あり)について

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こんにちは。体力なし子ことソフィアです。

 

赤ちゃんを授かった時から気になるのは、どの病院で出産するか、ですよね。

私は2人の子供を東京都港区の愛育病院で出産しました。

その経験を踏まえて、愛育病院のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。

 

1.歴史

1934年に昭和天皇上皇陛下のご出産を記念して愛育会を設立したことが始まりです。

その後、小児科と産科が設立され今に至ります。

多くの皇室関係の方がこの病院でお生まれになった由緒正しき病院です。

詳細はこちら↓

http://www.aiiku.net/about/index.php

 

2.場所

住所:東京都港区芝浦1-16-10

代表番号:03-6453-7300 

現在は東京都港区芝浦にあります。

 

★★ソフィアから一言★★

JR田町駅から徒歩5分となりアクセスが良くなったので、より多くの方が通えるようになりました。

数年前までは南麻布にありましたが、こちらは現在は、「愛育クリニック」と名を変えております。

そして、移転と同時に病院も新築されたので、とてもきれいになりました!!

南麻布の病院(現 愛育クリニック)はかなり古くて、「本当に雅子様こちらでご出産されたのですか?」と思わず担当医に聞いてしまうくらいでしたが。(笑)

ちなみに、本当にご出産されたそうです。

 

3.特徴

皇室御用達であることの他、ハイリスク妊娠・分娩および胎児から新生児の医療を担っております。

具体的に言うと、高齢出産や持病持ちと判断され他の産院では受け入れられない妊婦さんを積極的に受け入れています

NICUもあり、問題ありと診断された胎児や新生児の医療にも力を入れています

ここ数年で、女性人間ドック等、産科以外も充実させてきています。

 

★★ソフィアから一言★★

★地元では「おっぱい道場」と言われる程、母乳育児に力を入れており、結構そこは好みが分かれます。

また、母子同室であること、他の病院に比べると、「母」というより「新生児」により優しい病院とママの間では言われています。

 

ですが、愛育病院もこの数年でずいぶん変わりました。

私が愛育病院を選んだ一番の理由は、「高齢出産に強い」という理由からだけで、特に母乳育児希望でもなかったのですが。

当時、愛育病院は「母乳育児」にかなり力を入れており、出産当日の夜から母乳マッサージをするために、助産師さんが回ってきて起こされたほどです。

(これにはビックリすると同時に、正直寝かせてほしい・・・と思いました。

私は帝王切開出産だったので、切腹後まだ麻酔の管が繋がった状態でも起こされたのには、正直辟易しました (;゚ロ゚))

また、第一子を出産したときは、母乳が出ない人以外はミルクはNGという風潮が助産師さんにありました。

 

でも、その数年後の第二子出産時は、世情も反映してか、

「当院は母乳育児に力を入れてますが、混合育児もありですよ~」というスタンスに変わっていてビックリしました。

 

★母子同室について

よくドラマ等で、新生児室に大勢並んだ赤ちゃんの中で、うちの子はどれかな~と探すお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんの姿がありますよね。

ああいったことは、愛育病院では無いのです。

何故なら、基本は母子同室のため、赤ちゃんはお母さんと同じお部屋で過ごすからです。

そして、愛育病院の新生児室は男性入室禁止ですのでパパさんはご注意ください。

(恐らく、新生児室の奥に、授乳室があるため。)

 

この母子同室は病院選びの中で注目すべきポイントです。

何故なら、新生児はよく泣きます。四六時中泣いてます。ママは赤ちゃんのお世話に追われます。

特に第一子出産後は、慣れない赤ちゃんのお世話で、ママが眠る暇が本当に無いのです。

愛育病院では、基本的には昼も夜も泣いている赤ちゃんは、ママのすぐ隣にいます

ですので、夜、赤ちゃんは新生児室で寝て、母乳の時間になったら助産師さんが部屋に連れてくるというスタイルではないので、注意しましょう!

 

しかし、この点でも愛育病院は緩くなってきており、第一子出産時は、夜「ママが眠りたいから新生児室で預かってください」と言える雰囲気ではなかったのですが、第二子出産時は、「お母さんも眠りたいときは、赤ちゃんを新生児室に連れてきてくださいね~。預かりますよ。」と言われる事もありました。

これは、助産師さんにもよるので、この点に理解のある優しそうな助産師さんに相談してみましょう!

 

4.食事

普通の病院食です。特別美味しくも、不味くもないというのが正直な感想。

ですが、グルメなママ友の中には、「ここの食事は美味しくないので、いつも家族に差し入れしてもらい、少し早く退院したわ」という方もいます。

一般的な舌を持つ私は、「ま、こんなもんだよね。給食みたいだよね。」と思いました。

 

ちなみに、友人に「明日出産だよ。今、愛育で食事中。」とSMSしたら、

愛育病院なのに結構質素だね。シャンパンでも飲んでるのかと思ってた」という返信がきました 笑。そんなわけないでしょ~。

その時の晩御飯がこちら↓

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他の「セレブ院」ではあるのかもしれないですが、愛育病院に限っては絶対にないので、そこら辺が巷のイメージと現実が少し掛け離れている印象を持ちました。

 

 5.料金 (2019.4改定)

基本料金: 自費 787,000円(5泊6日) 分娩料金、大部屋料金(4人)、食事含む

帝王切開: 自費 670,000円(7泊8日) 分娩料金、大部屋料金(4人)、食事含む

麻酔分娩: 自費 200,000円~ 250,000円 

時間外手当:自費 20,000円 (平日17:00~翌8:30、休日(土日祝日、年末年始、創立記念日)

個室料金: 特室    70,000円 (洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫、ソファ)

(一泊)  個室1. 35,000円(洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫)

      個室2. 25,000円(洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫)

      個室3. 20,000円(洗面台、TV、冷蔵庫、)


★★ソフィアから一言★★ 
どんどん、値上がりしています。第一子より第二子、そして一年も経っていない今の方が高額になっていますね。

個室料金

★数年前までは特室は10万円していましたので、ここだけ値下がりしています。

高いですが、このお部屋だけ、旦那様の寝泊まりがOKなので、海外から出産のため帰国している方や、外国の方はこのお部屋にしていました。

-部屋数は、個室1(15部屋)、個室2(2部屋)、個室3(13部屋)です。

シャワーとトイレを他のママと共有するのに抵抗があるか無いかで、どの部屋にするか判断が分かれます。

重要なのは、一度入室してしまうと、個室1~3の中では、移動が出来ない点です。

つまり、個室3にしたけど、やはり他のママとシャワーとトイレを共有したくないから個室1か2に移りたいと言ってもそれが出来ないのです。逆も又しかりです。

★私個人は、個室3にしました。

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その理由は、

①個室料金の中ではお手頃価格 

②個室1は新生児室側にあるからです。

どういう事かというと、夜中、自分の赤ちゃんがスヤスヤと寝ていても、他の赤ちゃんの泣き声が聞こえやすいのです。

愛育病院は基本母子同室ですが、夜中に新生児室に赤ちゃんはいます!

私は眠りが浅いので気になりますが、眠りが深くて周りの音が気にならない方は、個室1で新生児室側と同じでも問題ないと思いますよ。

確か、新生児室のすぐ横のお部屋は、個室1ですが、30,000円と5千円お安かったと記憶してます。

 

6.麻酔分娩について

昨今増えてきている麻酔分娩。

東京の大病院の中で、麻酔分娩を取り入れたのは少し遅い方だった愛育病院

「赤ちゃんも頑張って生まれてくるのだから、お母さんも頑張りましょう。」という雰囲気でしたが、数年前から愛育病院でも麻酔分娩を取り入れています。

 

ですが、あくまでも無痛ではなく和痛分娩だと愛育病院側は強調しています。

よって、予め出産日を決める計画出産には対応していません。

無痛と和痛の違いですが、麻酔を打つタイミングのようです。

無痛だと、ばんばん麻酔を打って、全く痛みを感じなかったと言う方もいますが、和痛は、子宮口が3cm位になったら麻酔を打ち始めるので、陣痛は感じます。

 

★ソフィアからの一言★

麻酔分娩にはリスクがあります。

そのリスクを理解した上で出産してほしいと言うことで、愛育病院では麻酔分娩クラスへの出席が義務づけられています。(参加費2000円)

私も、初め麻酔分娩のリスクが怖かったのですが、このクラスで

帝王切開のかたも、麻酔を打ちますが、同じ方法ですか?

そして麻酔の量はどのくらい違いますか?」と質問したところ、

カテーテルを入れる方法で同じです。そして麻酔量は当然お腹を切る帝王切開の方が何倍も多いです」と回答されました。

私はそのとき、帝王切開の可能性もあると医師に言われていたため、

帝王切開よりむしろリスクは低いな。」と感じました。

あと、助産師さんがこっそり教えてくれましたが、80%のママさんが麻酔分娩を希望されるようです。

 

7.分娩予約

年々、分娩予約が取り辛くなっています。

芝浦に引っ越し、JR田町駅から徒歩5分となり、アクセスが良くなり、より多くの妊婦さんが出産院として選びやすくなりました。

ですが、ここで耳寄り情報。

愛育病院は紹介状がなくても受診できるのです!

他の大病院は、紹介状がないと診察券も作れない院が多いですが、こちらは違います。

ですので、もしご興味をお持ちの方は、妊娠確認から愛育病院で受診されることをお勧めします

なぜなら、妊娠確認の段階だと分娩予約が取りやすいからです

 

★ソフィアから一言★

私は、心拍確認後に愛育病院に分娩予約を入れようとしたら、いっぱい!と言われてしましいました。

まだ妊娠5週くらいです。

ですので、絶対に愛育病院で産みたい!とお考えの方は、妊娠してると感じたらすぐに愛育病院に電話をして予約を取ってくださいね。

電話番号:03-6453-7311

 

8.分娩予約が取れなくても裏技を使えば愛育病院で出産は可能です

愛育病院ではオープン・セミオープンシステムを導入しています。

(詳細は以下抜粋にてご確認ください)

 【オープンシステム】

妊婦健診は登録診療所を受診、陣痛が始まるまで診療所を受診します。分娩の際は愛育病院に入院し、登録診療所医師が愛育病院に来て分娩を扱います。

セミオープンシステム】

妊婦健診は登録診療所を受診、妊娠34~36週以降は愛育病院を受診します。分娩の際は愛育病院に入院し、愛育病院の医師が分娩を扱います

 

簡単に言うと、

「分娩は愛育病院で行えるけど、妊婦健診は近所のクリニックで受けてね。」というシステムです。

愛育病院で妊婦健診を受けて且つ出産する人の分娩予約は埋まっているけど、他院で妊婦健診を受ければ、分娩予約は取れることがあるのです!!

 

★ソフィアからの一言★

私は、このセミオープンシステムを利用しました。

近所のクリニックで妊婦健診を受けて、分娩は愛育病院でしたわけです。

分娩予約が埋まるのは、まずは「妊婦健診も分娩も両方愛育病院の人」からなので、このセミオープンシステムを活用しない手はありません。

以下が、セミオープンに対応しているクリニックです。

ご自宅の近くに提携クリニックがあればラッキーですね^^

 

 

 9.どんな妊婦さんがいるの?

では、どのような方が愛育病院で出産するのでしょうか。

統計など客観的数値があるわけでもないので、これは、私の個人的な感想です。

- 近所の方

- 高齢出産の方

- 海外の妊婦さん (私の入院時は中国、アメリカ、ドイツ、フィリピン人等がいらっしゃいました)

勿論、港区以外のかたも、若い妊婦さんも多くいらっしゃいました。

そして、90%は日本人です。

 

10.お友達は作りやすい雰囲気なの?

初めての入院、出産と育児は不安なもの。ママ友が出来ると心強いですよね。

愛育病院でお友達を作る場所は主に2箇所。

大部屋で他のママさんと仲良くなるか、授乳室でお話をするかです。

私は、第一子の出産時は授乳室で多くの新米ママさんと交流させていただきました。

その内何人かとは、LINEも交換もして、育児で判らないことが出てくると、お互いに連絡して励まし合っていましたよ。 

 

まとめ

 如何でしたか。

 妊娠・出産は女性の人生の中でも一大イベントです。

大切な赤ちゃんを無事産むためにも、産院は納得のいくまで調べて相性のよいところを選んでください。

私は、総じて愛育病院での出産に満足しています。

少し、事務処理に改善の余地ありと感じますご、場所も便利ですし、医療技術も高いようなので、高齢出産や持病のある方は安心して赤ちゃんが産めると思いますよ。

 

料金も決してお安くはないですが、産院の御三家(愛育、聖路加、山王)の中では一番お手頃です。何故なら、愛育だけ大部屋があるからです。聖路加と山王は個室しかないので、基本料金がもっとお高くなります。

 

また、気がついたことがあればアップデートするので、質問などあればコメントを下さいね。

 

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